01


何時の日もあのこが好いた歌唄い二ミリの皺を眉間に刻む


震える声で I hate you.  タブレット爪で叩き続ける飲み屋で


もういいのいまから泣くの夜明けなの乾いた絵の具もこれで溶かすの


まばゆくておいでと抱きつつ許せない造花が彩るあの子のみちを


typeCのしろいコードの行く末であの子の海に沈みたかった


致し方なくと発音するあなただけは恋から逸れて剥がれて


好きなあのうたの日本語⇔英語しか習わなかったよ良い先生だろ?


問診票の【なし】に丸をつけておく【何かを強く失う予定は?】


この世にふたつも月はいらない